Mayaスクリプト(4):壁作成ツール "GenerateWallsFromCurves"
こんにちは。
今回もMayaで使用できるMELスクリプトを紹介します。
スクリプト概要
機能
- 高さ/幅を指定した簡単なスイープ形状の作成
用途
- 「壁」オブジェクトの作成
- その他断面形状を指定したスイープオブジェクトの簡単な作成
UI・操作
動画
(動画内でカーブが赤く表示されていますが、表示設定によるもので通常のNURBSカーブです。)
操作
基本操作
- 作成の方式を選択します。
それぞれに特性のある4つの方式を実装しています。おもに、スイープ作成とExtrudeを組み合わせたものです。
- 水平方向のスイープ面( _ )を高さ方向(↑)にExtrude
- 垂直方向のスイープ面(|)を厚さ方向(↔)にExtrude
- 断面形状からスイープを作成
- 別の垂直なカーブを作成し高さ方向に押し出し→厚み方向にExtrude
選択する方式によって、作成後に調節可能な項目に違いがあります。
例えば「方式1」を用いると、アトリビュートで厚さ変化を調整できる壁を作成できます。(スイープノードのテーパーを調整します。)逆に、「方式2」を用いると高さ変化を付けられるようになります。
- 各種設定項目(幅・高さ・押し出しの方向)を選択します。
以下の項目が設定できます。
- 壁の高さ基準(下合わせ/上合わせ)
- 壁の厚み基準(右合わせ/中央/左合わせ)
- 高さ方向の押し出しの方向(ワールド方向/法線方向)
これらの項目についても作成の方式によって設定可能なもの・可能でないものがあり、場面に応じて使い分ける必要があります。
例えば、「方式2」では、「右合わせ / 中央 / 左合わせ」の項目について「中央」のオプションを使えません。(垂直な面に対して左右どちらかに押し出しをする仕様のため)
また、方式1では「高さ方向の押し出しの方向」でワールドY方向/法線方向の選択ができます。こちらはカーブが上下に変化のあるカーブであるときに効果が見られます。
- 実行ボタンを押して実行します。
その他説明
- 複数カーブを選択して作成
複数カーブを選択した状態でスイープを用いる方式を実行すると、同一のスイープ設定を共有したジオメトリが作成されます。
- エッジを元にして作成
ポリゴンエッジを選択した状態からも作成可能です。その際ポリゴンエッジから変換されたカーブオブジェクトが新しく作成されます。
おわりに
Mayaに「壁を作成する機能」というものが無かったためこのスクリプトを作成しました。幅・高さを指定してワンボタンで壁を作成できるのは便利かと思います。
皆さんの参考になれば幸いです。
当スクリプトの配布・販売予定については未定(調整中)です。
続報をお待ちください。