Mayaスクリプト(8):タイル作成ツール "CreatePatternedTilesWindow"
こんにちは。Steemです。
11月も間近ですね。ご機嫌いかがでしょうか。
今回は、Mayaで使用できる、タイル貼りをするMELスクリプトを紹介します。
スクリプト概要
機能
- タイルオブジェクトの配置。
- 配置したタイルオブジェクトの再配置。
用途
- パターンを指定したタイル貼り
- インスタンスの配列複製。
UI・操作
動画
UI
操作
スクリプトを実行してUIを開きます。
- パターンを選択
- 配置する個数を設定
- シェイプを選択
- サイズを設定
- ランダマイズを設定
- 実行ボタンを押してインスタンスを配置
タイルパターン
現時点で10種類を実装しています。
- Grid
-
Block
(列ごとにオフセットして配置) -
Mirror
列ごと・行ごとに反転しながら配置 - Checker
- Diagonal
-
Border
グリッドの外周に配置 -
Herringbone
矢筈張り=45°回転のタイルを互い違いに配置 -
Knit
90°回転のタイルを互い違いに配置 -
Basket
正方形タイルを複数分割した模様 - Honeycomb
(2025.11更新:Random Height はオプション化)
パターン設定欄にあるStepsを設定することで、生成されるパターンが変化します。
シェイプ
配置するプリミティブの形状は4種です:
- Cube
- Cylinder
- Hexagonal
- Prefab
自由にジオメトリを設定可能
タイルパターンとシェイプには使用できない組み合わせがあります。例えば「Honeycomb」はCylinder・Hexagonの2種類への対応で、「Herringbone」「Knit」はCube・Prefabのみへの対応です。
サイズ・間隔
以下の項目を設定します。
-
タイルのサイズ
Width, Depth, Heightから設定します。
※DepthはCubeのみで使用 -
タイルの間隔
以下から設定方法を選択します。 - 隙間の幅
- タイル同士のオフセット距離
- タイルのサイズとの比率
ランダマイズ
こちらの項目でタイルの配置にランダム性を加えることが可能です。
- 回転
-
スケール
設定値が0.1の時、スケールの範囲は0.9~1.1になります。 - 高さオフセット
追加説明
作成位置について
- 選択なしでの実行
原点に作成 -
フェースを選択しての実行
選択フェースの中心に、フェースの向きに自動で回転を行ったタイルを配置。
タイルの更新
作成後、作成されたタイルのグループまたはそこに含まれるタイルを選択した状態で "Renew Generated Patterns" を実行すると、現在のタイルを削除し、新しい設定で全く同じ位置にタイルを張り直します。)
動作安定化オプション
作成時、大量のインスタンス複製を行う影響で、ビューポート設定の「GPU Instancing」がオンになっていると実行時にクラッシュが頻発します。クラッシュが発生する場合は作成時に確認するとよいかもしれません。
おわりに
今回はタイル生成スクリプトを紹介しました。
多機能なスクリプトのひとつかと思います。
皆さんの参考になれば幸いです。
当スクリプトの配布・販売予定については未定(調整中)です。
続報をお待ちください。


